2021.02.08
カテゴリ:スタッフブログ
樹脂金型への精密溶接
こんにちは。
本日は、樹脂金型への高精密な溶接をご紹介します。
写真のような狭いリブの内角が長年の使用によって磨耗や欠けが生じてしまっており、
レーザー溶接で補修してほしいとのご依頼です。
リブの底には穴形状があり、その穴に溶接がかかってしまうと加工が難しくなるため、
底面には溶接をかけずにリブの内壁を肉盛りしてほしいとのことでした。
写真だとわかりにくいですが、底面に溶接が当たらないようワイヤーの径半分だけを
溶かしています。
ワイヤーでそれ以上奥に溶接がいかないようガードしてからリブ入り口まで
肉盛りしています。
溶接後の加工方法をお伺いし、お客様のご要望通りに溶接させていただきました。
このような技術は、熟練した技術者だからこその微細な技です。
ぜひ高精密な溶接をご希望のお客様も、弊社にご相談ください。