2021.02.24
カテゴリ:スタッフブログ
金型のピン穴への溶接補修
こんにちは。
樹脂金型のエジェクターピン穴への溶接補修のご依頼をいただきましたので、ご紹介します。
ピン穴の径は10.0mmほどで、レーザーにて溶接しました。
穴の内壁は、深さ5.0mmまで面で肉盛りしています。
ピンが繰り返し抜き差しされるため、磨耗により穴周りにバリが生じてしまうとのことで、
ご依頼いただきました。
穴の内壁の肉盛りですが、よくお客様から
「どのくらいの深さまで溶接できますか?」
とお問い合わせいただきます。
穴周りの金型の形状にもよるのですが、穴の直径と同じ深さまでは溶接が可能です。
ただ、そこまで深い部分まで溶接するとかなり慎重な作業になり、お客様の希望される
納期に合わせることが難しい場合があります。
そのため、弊社は必要十分な溶接量で納期に応じて溶接量を事前に提案させていただき、
お客様に納得していただいてから作業に入らせていただいております。
溶接に関するお問い合わせだけでも、お気軽にご連絡ください!