2021.12.10
カテゴリ:スタッフブログ
折れてしまったボルトの抜き取りのために
こんにちは。
本日は、アルミ製品に入っているボルトが折れて抜けなくったしまったため
溶接で端部を接合してほしいとのご依頼をいただきましたのでご紹介します。
製品自体に溶接が当たってしまうとはいりこんでいるボルトが溶着して
抜けなくなってしまうため、ボルトのみに溶接を施す必要があります。
お客様よりお預かりしたボルトでは接合面が広く、製品自体も溶接してしまう可能があります。
また、すぐ近くに80mmほどの立壁があり、ボルトの周り全周を溶接することが
困難です。
そのため、まずはお預かりしたボルトの接合面に面取りのような加工を施してから
レーザー溶接にて接合しました。
ボルトの外周全部を溶接することで強度も増し、お客様のご要望に沿う
仕上がりで納品することができました。
アルゴン溶接に比べてレーザー溶接は強度がないとお思いのお客様も
いらっしゃいますが、形状や材質によっては十分ご要望に合う溶接を
施すことが可能です。
弊社は高出力のレーザー溶接機を複数台所有しており、溶け込みも良く大量の肉盛りも可能です。
ぜひ一度ご相談ください!