2020.07.22
カテゴリ:スタッフブログ
樹脂金型入れ子へのレーザー溶接
こんにちは。
先日お客様より樹脂金型における水まわりの入子への溶接依頼をいただきました。
土台に筒状部品がついた形状で、筒の中を水が通るのですが、素材がSKH51のハイス鋼というじん性のない硬い素材のため使用していくうちに筒の根本部分にクラックが発生してしまったとのことでした。
同素材で溶接した場合再び割れが生じる可能性があるため、MAS1
という溶接棒を用いてレーザー溶接いたしました。
溶接前には開先作業をおこない、リューターで2.0mmほど掘ってから溶接させていただきました。
お客様へお届けして水漏れのチェックをしていただき、無事水漏れが止まったとのご報告をいただきました。
金型の水回り部品への溶接も、ぜひ弊社にお任せください!